都連からのお知らせ

労働保険の納付期限延長等で東京労働局に要請

 3月25日に小池東京都知事が緊急記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「不要不急の外出自粛」「3つの密の回避」を都民に対して呼びかけ、30日の会見では「4月12日までの間、3つの密を避けることと、夜間の外出、週末の不要不急の外出を控えて欲しい」と強調しました。
 新型コロナウイルスの感染拡大をうけて、労働保険年度更新実務では、事務組合へ出向いての対面式の受付から、郵送に変更しての対応が多くを占めることでの遅延等も発生しています。
 建設業関係では、現場が閉鎖されたり、建材関係が間に合わず、現場の進捗に影響を及ぼし、引き渡しができない等の声があがっています。建設工事従事者の仕事は確実に減少していること、支払の遅延等があることを鑑みて、東京都連では緊急事態宣言期間初日の4月8日に、労働保険に関して東京労働局に緊急に要請しました。

(要請事項)
1、 労働保険年度更新の締め切り日(7/10)を延長すること。
2、 2019年度確定保険料(不足額)、2020年度概算第一期保険料・一般拠出金の納付期限を延長すること。

 あわせて、「労働保険料の猶予制度」の周知を東京労働局ホームページで行うことも要請しました。
※4月13日には下記の東京労働局ホームページに新たに掲載されています。
https://jsite.mhlw.go.jp/tokyo-roudoukyoku/news_topics/topics/newpage020413_00001.html