労働環境について

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労働災害・職業病から身を守り、
建設の現場の改善を求める

働者の場合に準じて補償が受けられます。
事業主にとっては、『労働者のための加入』は法律で定められた義務です。また、「万一の場合の、ご自身の生活補償」のためには、事業主・一人親方の皆さんも必ず『特別加入』しておく必要があります。
組合では『労働保険事務組合』を運営しており、労災保険のさまざまな手続きを受付けています。労災保険に加入する場合、また『補償内容』や『保険料』などについて詳しく知りたい場合は、各組合・支部にお気軽にご相談ください。

◎現場でのケガは元請の労災を適用します。
下請の労働者(職人)が、現場でケガをすれば、勤めている事業所の労災でなく、元請の労災を適用します。元請労災を使わせない現場・企業に出会ってしまった場合は、近くの労働基準監督署、または組合まで連絡しましょう。≪労災隠しは犯罪です≫

「労災かくし」防止ポスター

一人親方労災や事業主特別加入もお任せください

仕事でケガしたら労災が認められるのが当然です。しかし、申請書の書き方によっては、実態がうまく伝わらず、給付がスムーズに受けられない場合もあります。東京都連の各組合では、建設で働く皆さんの労働の現場に密着しており、建設業の皆さんの実態をわかりやすくお伝えします。労災申請、申請書の作成、提出先などについても一から相談に応じている実績があります。
 また、労働者を使用する「事業主」や一人で事業を営む「一人親方」の労災特別加入もおまかせください。

アスベスト・職業病・労災等の申請サポート
~呼吸器の異常を感じたら組合へ相談を~

安くて安心な「奇跡の鉱物」として宣伝されたアスベスト。その使用によって肺がんや中皮腫などに多くの人が苦しんでいます。1960年代から輸入のピークを迎えたアスベストはその大半が建設材料につかわれており、建設業で働いている仲間のほとんどが、アスベストを吸い込んでいます。
 肺がんや中皮腫は国の認める職業病です。東京都連は、専門医とも協力し労災申請をサポート。幾人もの仲間が労災認定を勝ち取っています。
 労災認定を受けることで、治療費の負担なく、生活費についても休業補償がでて、安心して治療がうけられます。「肺気腫」といわれた方などもぜひ組合に相談ください。アスベスト専門医とも連携していますのでお気軽にご相談ください。

建設現場で働いてアスベスト被害にあわれた方やそのご遺族へ(国からの給付金)

私たちは、10年以上にわたって建設アスベスト訴訟に取り組み、2021年5月17日、国や建材メーカーに対して最高裁判決を勝ち取りました。
これを受けて成立した建設アスベスト給付金制度によって、多くの被害者が国から給付金を受けることができるようになりました。
国や建材メーカーへの請求は、命や健康、大切な家族を奪われた被害者が、正当な代償を求めることに他なりません。
建設アスベスト被害のご相談は、最高裁判決を勝ち取った私たち組合・弁護団へご相談ください。アスベスト被害に関するどんなご相談にも、丁寧に対応します。

石綿肺管理2でじん肺法所定の合併症のない方
550万円
石綿肺管理2でじん肺法所定の合併症のある方
700万円
石綿肺管理3でじん肺法所定の合併症のない方
800万円
石綿肺管理3でじん肺法所定の合併症のある方
950万円
中皮腫、肺がん、著しい呼吸機能障害を伴うびまん性胸膜肥厚、石綿肺管理4、良性石綿胸水である方
1,150万円
上記1及び3により死亡した方
1,200万円
上記2、4及び5により死亡した方
1,300万円